ラプラース家の話

無性に水彩色鉛筆使いたくなったので、百均で筆（書道用）を買ってきてびちゃびちゃ塗ってました。

さて続きからラプラース家のとりとめのない話。

前からちょくちょく言ってはいましたが、ラプラース家って、ジャックのおじさん（お父さんの兄ちゃん）のリシャールが現当主で、本来ならば、その息子（つまりジャックの従兄）のオーギュストが家督を継ぐはずだったんですが、彼は正体が人間にバレて帰らぬ人になってしまいます。で、ラプラース家も爵位剥奪、「討伐」される前に彼らは逃げ、森のそばにお屋敷を建ててひっそりと暮らすことに。

しかし、食血鬼や吸血鬼の正体を隠した貴族って言うのはわんさかいて、彼らにとってはまだラプラース家って貴族なんですね。なので、リシャールのところにはそんなお貴族から「跡目どーするよ」みたいな話が来るわけです。リシャールの弟（つまりジャックの父ちゃん）のダヴィドが継ぐか、リシャールの娘が継ぐか。あの御時世だしやっぱ男社会なので、「娘若いし…継がせるならジャックでもアリじゃね？」みたいな意見もあるわけです。

あんま考証とかしてないんで細かいところはその内詰めますが（食血鬼だから存続のために人間がしないような継ぎ方はすると思うけど）、リシャール本人は、もうラプラース家を自分の代で終わりにするつもりだし、他の家族もまぁリシャールが言うならって了解してるんだけど、ダヴィドは納得しないんだよね。兄貴が終わらせるのが許せないわけじゃなくて、兄貴が築いてきた物がここで終わるのが厭と。兄貴が娘に継がせるのが嫌なら、俺とジャックが継ぐから！だから兄貴、ラプラース家続けようぜ！いや、あのねダヴィド、お兄ちゃんもう疲れたんだよ…。兄貴…！みたいな（わからん）。

おまけに、外野がまた継がせるか、リシャールの意志を尊重するかで揉めると。継ぐのはお前等じゃねーよとリシャールの妹一家がご立腹。リシャール兄さんもダヴィド兄さんも頑固だからねぇ、やれやれと頭を振る妹マリー。


そんな感じで、円満ではあるんだけと複雑、がラプラース家のイメージです。

ラプラース家は皆名前決まってるから、スピンオフ的な話もやりたいな。

やれたらね…。