目箒雑記
ネタ帳と日記。
私はしんどい話を書けなくて良い
- 2021/11/20 (Sat) |
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最近立て続けにしんどいタイプの物語を摂取したのですが、それを読んでちょっと思ったことを。作品の雑感ではなくて自分語りになりますが、「アンダー・ザ・ドーム(スティーヴン・キング)」と「Fate/Grand Order」第二部第五章アトランティスのネタバレをちょっと含むかもしれません。
どちらもすんごい人が死ぬ話です。
FGOの方はサーヴァントだから厳密には人じゃないんですけど、とにかくさっきまで一緒に戦ってた人たちが強敵とか理不尽な状況の前にバンバン死んでいくような話です。アルテミス撃ち落とすシーンではずっと泣いてましたわ……。ドームの方の感想は別で書いたのでご興味があればそちらをご覧ください。
めちゃくちゃ面白かったし、「ここで死ななくても良いじゃん!」とか思うんですけど、何て言うか「そう言う話」なんだろうな、と言う、物語全体の圧みたいなのもすごくて、登場人物がすごい簡単な理由で死んでいくのを目の当たりにして「あ、これこう言う話なんだ……」って言う説得力がどんどん増していくというか。
たくさんを守ってたった一人が死ぬのではなく、一人また一人「殺されて」死んでいく、その死の積み重ねで物語が完成していく、と言う様を、終わりに近づくにつれて見せつけられていって、最終文句が言えなくなると言う。
そんな感じで説得力のある死で完成する物語を二つくらい立て続けに読んで思いました。
「私はしんどい話を書けなくても良い」と。
都伝でも全然人死なないし。なんか、人が死んで完成する話を書けたためしがないんだけど、別に私書かなくても良いな……?
何と言うか、「人が死んで完成する物語」は今のところ私の書く方の守備範囲じゃないな~と言う事をすごく実感してしまったというか。技量的なところもあるんですけど、もっと他に書きたい話はあるので私はそっちを書いていればいいやと思いました。誰も死ななくても面白い話は書けるでしょうし(実際今書いてるのが面白いかは別として)。
読む方としてはこうやってしんどかったりキツい話は好きなんですけどね……!
そんな雑感でした。
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