都伝の書くことを考えるぞい

こんにちは赤形です。 自創作、警視庁都市伝説対策室（カクヨム、エブリスタ）の外伝を書くためにプロットを考えようと言う記事です。 続きからどうぞ。

シリーズの流れはどうなってるの？

シリーズの流れはもうできていて、

1. 話は少し遡り、桜木アサを恐らく正規ルートではない方法で警視庁に入らせたシーン。取り扱い怪異は「紫婆」。
2. 更に少し遡り、「今日からお前は桜木アサだ」とレンがアサに告げるシーン。取り扱い怪異は「影の怪人」。
3. またも話は少し遡り、レンがアサに「お前は怪異か」と問い正すシーン。取り扱い怪異は「ゾンビ看護師」

少しずつ、桜木アサがまっとうな警察官ではないことが示唆されていきます。
ぶっちゃけレンもこれやばいことに手を染めているんですが、警察の中に不死身の男がいる時点でまあ合法じゃないよね、と言う感じだからな。フィクションなので許されたい……。これはフィクションです。

全3話予定だったんですけど、この前載せたとんがってる佐崎ナツを書いてたらもうちょっと長丁場でも良いのか……？　と言う気持ちになってきましたね。
第1話は紫婆という怪異を取り扱います。

紫婆とは

そもそも紫婆ってなによって話だと思うんですが、これはトイレに現れ、児童を異次元に連れていってしまう紫の服を着たおばあちゃんの怪異です（参考文献「日本現代怪異事典」朝里樹）。

で、都伝シリーズに登場する怪異は、何らかのきっかけで具現化した後は、信仰強度という、どれくらい噂になったかと言う度合いで強さが変わってきます。だいたいめっちゃ噂になって強くなっていくと言うのがお約束。

なので、具現化したばかりの紫婆はニタニタしながら現れて児童を泣かせるのが関の山なんですが（十分怖いけど）、これがどんどん噂になり「やべぇ！　紫婆って異次元に連れて行かれるやつーーーー！」ってなると異次元に連れて行かれるようになります。
そこで、そうなる前に討伐するのが都伝の仕事です。

そう言えば初回の事件です

ちなみに、第1話、佐崎加入回……と言うか都伝も初回の事件なので、「じゃあ佐崎砲で」とはなりません（マジで今までの都伝では毎回佐崎砲を撃たせていた）。
とは言え、佐崎が異動する理由が「生きた人間に弾丸が当たらなかったから」なので、「怪異には当たるのでは」という結論になるのはそんなに遅くもならないとは思います。

そこまでの流れをどうするかはまったく決めておりません。いい加減な見切り発車人生を生きています。

まあ、都伝の流れなんて、

1. 怪異が起こる
2. 都伝にお鉢が回ってくる
3. 一回取り逃がす
4. 佐崎砲で解決する

なので、今回もこのテンプレートに話を流し込んでいきます。強いて言うなら3と4の間に「佐崎砲を発見する」が挟まるくらいのイレギュラーはあると思いますが。

と言うところで今回はこの辺で。また読んでね。